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教授あいさつ

福井大学医学系部門病態制御医学講座 呼吸器内科学のホームページをご覧いただき、ありがとうございます。
本講座は、教授1名、准教授1名、助教・医員を含む少人数体制の中で、若手医師が中心となり、診療・研究に積極的に取り組んでいます(2026年1月現在)。

私たちが大切にしているのは、「臨床で抱いた疑問を突き詰め、研究へとつなげ、その成果を再び臨床に還元する」という姿勢です。ガイドラインを遵守することはもちろん重要ですが、それだけにとどまらず、自ら考え、試行錯誤する力を養うことが、良質な医療につながると考えています。ありふれた疾患の中に潜む課題を見いだし、学ぶ楽しさを実感できる医師の育成を目指し、受け身ではなく主体的な姿勢を重視しています。

診療においてはチーム医療を基本とし、医師のみならず、看護師、薬剤師、理学療法士、栄養士、ソーシャルワーカーなど多職種が連携し、患者さん一人ひとりの背景や退院後の生活までを見据えた医療を実践しています。
特に間質性肺疾患においては、全国でも数少ない体制として、胸部専門の放射線科医師や病理診断科医師と連携し、患者一人ひとりに対する多職種ディスカッション(MDD)をオンラインで実施しています。詳細な問診・身体診察、呼吸機能検査や採血データの評価、気管支鏡による気管支肺胞洗浄、さらには全国的にも実施可能施設が限られているクライオ生検を含め、多角的な情報をもとに世界水準で検討を行い、その成果を患者さんに還元しています。このようなMDDを実践している施設は全国でもまだ少なく、本学はその代表的な施設の一つと自負しています。

また、福井県内で医療格差が生じないよう、地域病院との連携にも力を入れています。専門医が限られる領域だからこそ、本学がハブとなり、地域全体の医療水準を高めることが重要だと考えています。治験についても、間質性肺疾患、喘息、慢性咳嗽などの気道疾患を中心に積極的に実施しており、将来の標準治療となり得る新たな治療を患者さんに届けることも、大学病院の重要な使命だと考えています。

研究面では、AIを用いた間質性肺疾患診断の標準化、疾患悪化の早期予測、PET画像を活用した肺癌研究など、臨床に直結するテーマに注力しています。豊富な症例と検体、国内外のネットワーク、寄附講座による研究資金など、多様な挑戦が可能な環境を整えています。
教育面では、現場での実践的な学びを重視し、福井という地域にいながらも、日本、さらには世界を見据えた視野を持つ医師の育成を目指しています。ライフステージに応じた柔軟な働き方も大切にしており、家庭と仕事を両立しながら、安心してキャリアを継続できる体制づくりに努めています。すべての医師が最大限のパフォーマンスを発揮し、プライベートも大切にできる、協力的な組織文化を築いていきたいと考えています。

福井県は、子育て環境や教育環境が充実し、自然にも恵まれた地域です。その中で医師として働きながら、最短で専門医取得を目指せる点も大きな魅力の一つです。
本講座は、若手医師にとっても、中堅医師にとっても、多くの挑戦と成長の機会がある場です。ここで培った力を、福井から日本、そして世界へと広げていってほしいと願っています。

本講座に少しでも興味を持たれた方は、ぜひ気軽に門をたたいてください。
皆さまとの新たな出会いを、心より楽しみにしています。

教授・早稲田 優子 福井大学医学系部門
病態制御医学講座 呼吸器内科学 教授
早稲田 優子(わせだ ゆうこ)

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福井大学医学部呼吸器内科
福井大学医学部
病態制御医学講座 呼吸器内科学

〒910-1193
福井県吉田郡永平寺町松岡下合月23-3
TEL. 0776-61-8355 【医局】
FAX. 0776-61-8111

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